村野 まずは鶴留社長の歩みから。
鶴留 私は地元出身で、学業修了後は東京のコンピューター会社に入社し、大型コンピューターの保守管理を行っていました。その後地元に戻り、電気工事の会社に入社。そちらで1年半ほど現場を経験し、電気設備の設計・管理を 手掛けるようになりました。
村野 機械・電気関係のお仕事でキャリアを積んでこられたのですね。当時から独立を目標に?
鶴留 特に目指していた訳ではありませんが、自分の仕事に自信が付いてきたので28歳の時に一度独立しました。しかしそう簡単に経営が上手くいくはずもなく、ホテル用コンピューターシステムをつくっている前勤務先に入ってもう一度勉強し直したんです。そちらには見習いエンジニアとして入ったのですが、約8カ月で営業所長に任命されましてね。後に九州支店の支店長ともなり、21年間勤め上げました。そしてそれまで担当していたエリアを引き継ぐ形で、改めて2002年に独立に至ったんです。
村野 現在のお仕事について詳しく。
鶴留 以前から手掛けていたホテル用のシステムやレジスターの販売、修理、メンテナンスをはじめ、防犯カメラやトランシーバー、プロジェクターといった数多くの商品のレンタルも手掛けています。引き継いだお客様だけでなく、飲食店やスーパーマーケットなどの新規顧客を開拓していくのに伴い、取扱商品を増やしてきたんですよ。
村野 数多くの商材を扱っておられますね! それらの周知はどのように?
鶴留 直接販売の他インターネットでの受付も行っており、そちらを利用されるお客様が多いですね。今はほしい物がある時、インターネットで検索して調べることが多いでしょう。それで当社を見つけてくださるんです。日本国内だけでなく、中国など海外からも注文が入ります。
村野 営業エリアに国境がないのが、インターネットの強みですね。それでは、今後の抱負について。
鶴留 今後もネット販売に力を入れていき、より多くのお客様の目に留まるようにしていく予定です。どんな要望にもお答えできるよう、仕入れ先様やお取引先様との関係をより強固にし、ネットワークを広げていきたいですね。お客様あっての私共ですから、お客様の利益を優先しつつ、当社ならではのカラーを強めていきたいと思います。
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